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2017/10/07

レディースからのお知らせ

2017プレナスなでしこリーグ1部第18節の結果

本日行われました「2017プレナスなでしこリーグ1部第18節 浦和レッドダイヤモンズレディース vs AC長野パルセイロ・レディース」の結果をお知らせいたします。

【日時・会場】
2017年10月7日(土) 浦和駒場スタジアム 13:00キックオフ

【試合経過】
前半
 浦和L 0-0 長野L
後半
 浦和L 0-0 長野L
合計
 浦和L 0-0 長野L


【本田監督コメント】
『午前中まで降っていた雨も止み、時折日差しが差す程に天気が回復しました。
最終戦での勝敗で順位が入れ替わる状況で、浦和L戦という完全アウェーの中、長野からも大勢のサポーターが負けじと声援を送り続けてくださいました。危ない場面もGK望月、DF坂本、五嶋らが90分間集中して相手の猛攻を失点0で抑えたことは大きな自信になったと思います。MF國澤、木下も守備への負担が大きく、攻撃に時間と人数を掛けることが出来ず、FW泊、中野が孤立してしまいました。それでも相手のミスから攻撃のチャンスを狙っていましたが、得点に結びつけることが出来ませんでした。あと一つの判断の良さ、プレーの質を高めることを選手の一人一人が理解し、拘っていくことが出来れば、まだまだ成長していけるチームだと思います。
今シーズン、特に後半戦は苦しみましたが、我々には必要な試練でした。横山が抜けた後の攻撃を模索しながらも、長野のスタイルを継続させながら新しい形を作り出そうとしています。
まだ皇后杯を残していますが、リーグ戦を応援いただき、そしてどんな時でも温かく声援を送り続けてくださった全てのみなさんに感謝申し上げます。
ほんの少しだけオフを挟んで、皇后杯に向けてまたトレーニング再開です。もうしばらく我々にお付き合いください。』


【坂本選手コメント】
-ご自身のプレーについていかがでしたか?
『自分の中では何を出来たかと言われたらなんだろうという部分はありますけど、カバーに行くのか自分で行くのかという部分はしっかり判断しないと周りが悩んでしまうと思うので、やってもらう部分はやってもらうし、自分が行くところはしっかり行ってカバーに入ってもらうということを早めに判断していこうとは思っていました。』

-今年は最終ラインの顔ぶれも大きく変わった中で、今までやってきてチームとして得られたことは何でしたか?
『多くの選手がディフェンスラインを経験したということで、戦術の理解度が全体的に上がった部分でよかったと思います。今までやったことない選手がコンバートしたり、本職ではないセンターバックやサイドバックをやったり2つ以上のポジションを練習中からやっている選手もいて、やはり他のポジションを経験することで他の選手が何を考えているかもわかってすごくプラスになると思うので、個人個人そういうことができたのは大きかったと思います。』

-終盤には五嶋選手とのコンビも多かったですが、いかがでしたか?
『(五嶋選手は)比較的前に強いタイプの選手なので、どちかというと五嶋選手に行ってもらって自分がカバーするというのははっきりしましたし、、悩んだ時には自分が行きますということを言ってくれるので、やっていく中でどんどんプレーの判断もはっきりできてきている点で頼もしく思いますね。』

-相手はサイド攻撃が多かったですが、その点の対応はどうでしたか?
『もちろんサイドは上げさせなかったりとかコーナーをあまり取らせなかったりという部分は取り組んできていたので、最後にこうして上げさせなかったり体を張ったりということはやれたと思います。サイドで体を張ってくれることで制限させて中の対応をやりやすくなりましたし、逆に中は中でやられたくない箇所を予測しながらマークすることを徹底できたと思います。』

-苦しんだシーズンで、最後に3位浦和Lから勝点を取れたのは大きいですか?
『正直勝ちたかったのはありますね。相手の順位は上ですけど、力関係ではさほど劣っているとは思わないですし、他の試合でのちょっとした差がこの結果になっていると思います。自分たちが少しでも上に行くために勝ちたかったのもありますし、なかなか攻撃できなかった中でチャンスは作ってくれていたので、後ろとしてはそこをフォローしてあげたいですし、攻撃の厚みという部分でもう少し後ろがボランチを押し出してあげることでプレーしやすいようにしてあげたかったです。』

-昨季は30失点以上だったのが、今季は半分ほどに抑えられました。
『前半戦は落ち着いて試合を運べましたし、失点を抑えられていたのでそこの部分でチームとして自信になりました。そして、GKの3人も毎週誰が出るかわからない中で練習していましたが、そこの競争意識と成長はすごく大きかったと思います。』


【望月選手コメント】
-今日は再三のスーパーセーブを見せてくれました。
『最後までボールを見てしっかりシュートストップに入るというところで、それが結果につながったのかなと思います。』

-今日は相手のサイドからの攻撃が目立ちましたが。
『自分は新潟L戦からクロスでの失点が多くて、練習でもクロスに入られた時のシュートへの対応を練習からやっていたのでその成果を出せたましたし、毎回毎回ビデオを見て振り返って自分のミスをプラスに捉えられたのはよかったことだと思います。』

-長野に移籍してきていろいろな変化があったと思いますが、どんなシーズンでしたか?
『まず試合に出られたことで昨年よりも成長できましたし、自分の課題やできないことが試合に出ることで明確にわかったことがこの1年で大きいことだと思います。皇后杯もありますが、来季はもっと練習から課題の部分の改善していかなければならないですし、そのことでレギュラーの座を掴めるようにやっていきたいと思います。もちろん、皇后杯も勝ち進めるように一つ一つ試合で成長できればと思っています。』

-GKの2人に支えられた部分もありましたか?
『そうですね、2人はすごく練習の時からガツガツやってくるので、自分もウカウカしていられません。2人とも持っているものはそれぞれ違うので、2人がいたからこそ自分も成長できたと思っています。まだまだ自分もレギュラーになれたわけでもないですし、3人で切磋琢磨しながら頑張ってこれたことが大きかったと思います。』 今日の結果、2017プレナスなでしこリーグ1部を6位で終えました。
今季リーグ戦のご声援、誠にありがとうございました。
皇后杯へのご声援も引き続き、よろしくお願い申し上げます。