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2018/03/31

レディースからのお知らせ

2018プレナスなでしこリーグカップ1部 第1節の結果

本日行われました「2018プレナスなでしこリーグカップ1部 第1節 AC長野パルセイロ・レディース vs INAC神戸レオネッサ」の結果をお知らせいたします。

【日時・会場】
3月31日(土) 長野Uスタジアム 13:00キックオフ

【試合経過】
前半
 長野L 0-1 INAC
後半
 長野L 0-2 INAC
合計
 長野L 0-3 INAC


【本田監督コメント】
「先週の試合でナイスゲームをし、今日の試合はリーグ戦ではなく、カップ戦ということで、チームの士気を上げることが難しい試合でした。選手たちは一生懸命戦っていましたが、90分の中で、寄せが甘いシーンがいくつもありましたし、集中力が途切れやすいセットプレーで失点を重ねてしまいました。
我々が先に得点を取っていたら、違う結果もあり得たかもしれませんが、こういった心理状況の中で、逆転をするまでの雰囲気を作り出すことを出来なかったことが大きな敗因で、変えていかなければならない修正点です。 内容が悪すぎた試合でも無いのにこの敗戦は、ほんの一瞬の隙が大きなギャップであることに気づかされる試合でした。プレーもですが、精神的にも成長していかなければなりません。次戦がとても大切な意味をもちます。
しっかりと振り返って、いい準備から試合に臨みたいと思います。今日も2000人を超えるサポーターのみなさん応援ありがとうございました」


【齊藤選手コメント】
―前半0-1ではあったが良い試合だったと思いますが、前半の入りからどうでしたか?
「前回の日テレ戦、前々回の新潟戦でしっかり修正した部分、選手個人としてもチームとしても修正した部分が結構あったし、自分は左サイドだったんですけど、前半は後ろの野口とかセンターの坂本、ボランチの木下・國澤あたりとしっかり連携を取って前回よりは落ち着いて守備が出来たのかなという印象はあったんですが、やはり前半の勢いがあるうちに、シュートシーンも多かったですし、日テレ戦もそうですけど決め切るというところで相手のほうが上だったなという印象があります」

―そういうことで言うとボレーシュートは思ったより浮いてしまった?
「抑えたつもりだったのですが、相手に当たって一度リバウンドというか、相手がヘディングしたのが浮いて来たので、最初は勢いよく足で狙ったんですけど、勢いでボールが上がったので胸トラップに変えて抑えようと思ったんですが…。ああいうところもしっかり決めきらないといけないですし、チームとしても相手の力が上なので、ああいうシーンでしっかり決め切れるチームになっていかないと、後半守備に徹する時間が長くなってしまう試合の形が多いので、前半のうちに決め切るというのをもうちょっとみんなで突き詰めていきたいなと思います」

―ベストメンバーで戦ってINAC神戸の強さをしっかり分かったということは収穫でしたか?
「チームごとに違うんですけど、INAC神戸は今日代表で抜けていたた中でも、しっかりとした形だったり戦術を持ってきていたので、そういうサッカーに対して、次は自分たちがどうするかということをもう一回全員で修正して、また次回に向けてみんなで頑張りたい思います」

―次回は必ずINAC神戸に勝ちたいですか?
「そうですね。多分代表組は戻ってきますし、もっと速いサッカーをしてくるとは思うんですけど、それに対して、やってくること自体というかチームとしての戦術としては変わらないと思います。個のレベルは変わってくるかもしれないんですが、自分たちがどういうふうにボールを奪いたいのかとか、どういうところで攻撃に力を使うのかというところとかをもう少しはっきりさせていければ良いかなと思います」

―そういうことで言うと昨シーズンよりは大分レベルがあがったという実感があるのではないですか?
「個人個人のやるべきことがはっきりしてきているのと、昨シーズンよりも布陣を変えたことによってボールの流れが作れるようになってきているので、もう少し攻撃のバリエーションだったり、攻撃に厚みをかけることと、今は守備に重きを置いている時間帯が長いので、いかに攻撃になった時に厚みをもった攻撃ができるかとか、そういう部分でもう少し自分たちのチームは課題があるなということは全員感じていると思うので、次もまたカップ戦ですけど、リーグでもカップ戦でも良いイメージを作っていけるように、1試合1試合を自分たちのものにしていければなと思います」


【國澤選手コメント】
―スコアよりは互角に戦えていた部分はあったのかなと思うのですが、ピッチではどうでしたか?
「昨シーズンからそうですけど前半の早い時間帯に点を入れられてしまうと、やはりこういう試合になってしまうのかなと改めて感じました。やはり立ち上がり15分は耐えたいなというのはあります」

―この前の日テレ戦に比べて、國澤選手や木下選手がうまく上がれない感じが少ししたのですが?
「先週の守備の時間が長かった時よりはまだ攻撃の時間があったのかなとは思うんですけど、守備の対応の仕方がベレーザさんの時とは違って、INACさんは縦に早いし、前の選手が流動的でポジションをつかみにくいから、そこでギャップが生まれて、ちょっとずつずれていって後追いになりました」

―今シーズン初めての敗戦となりましたが?
「ホームですし、本当に勝ちたかったです。相手は代表でメンバーも欠けていて、本当に勝ちたかったなという気持ちはあるんですけど、試合が終わってからもみんな下を向いている選手もいないし、次に向けて今日の反省をみんなでそれぞれ話ができたので、結果は3点入れられ得点もなしで良いものではないんですが、前向きに捉えていきたいなと思います」

―次に繋がる試合だったという感じでしょうか?
「これから当たるレッズさんだったり、そういうところと似てくるのかなというところがあるので、今日の反省を次に活かせるかどうかというところだと思います」


【木下選手コメント】
-試合を振り返っていかがでしたか?
「決められるチャンスでしっかり決めきりたかったのと、守備で後手を踏む場面が多かったと思います」

-日テレ戦まで2連勝していた中で、気の弛みが出ないように気を付けていたと思いますが。
「気を弛めるわけではなく、皆一生懸命やっていたとは思うんですけど、やはりうまくいく時もあればうまくいかない時もあるということで、しっかり切り替えて次はやっていかなければならないと思います」

-INACとの違いについてはどう感じましたか?
「やはりつなぐところで自分たちは慌ててしまうことが多くて、奪った後一つのパスを丁寧に出すというところなどで、少し差があったかなと思います」

-惜しいミドルシュートもありました。
「結構ディフェンスラインが下がった後のスペースが空くというのはスカウティングでもわかっていたので、その部分を狙っていましたし、最近ミドルの練習もしていたので。これからも狙っていきたいです」

-負けはしましたが、収穫としてはどういう点でしょうか?
「やはり昨年までよりは、強い相手に対してチャンスをつくれる回数が少しずつですが増えてきていると思うので、その場面を増やすのと、そこでしっかり決められるようにならなければいけないと思います」
本日もたくさんのご来場・ご声援をいただき、誠にありがとうございました!