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2017明治安田生命J3リーグ 第18節の結果
本日行われました「2017明治安田生命J3リーグ第18節 AC長野パルセイロ vs FC琉球」の結果をお知らせいたします。【日時・会場】
2017年7月23日(日) 長野Uスタジアム 17:00キックオフ
【試合経過】
前半 1-0
後半 0-0
計 1-0
得点者:有永
【浅野監督コメント】
『今日もたくさんのサポーターの皆様に後押ししていただいて、結果的に勝点3を取れたことは、間違いなく皆様につくっていただいた雰囲気と後押しがあったからだと思っています。ありがとうございました。内容は見ての通り、きつい戦いでした。当然琉球さんの攻撃というところはわかっているつもりですし、よくつなぐサッカーですから、人数はいるんですけれどもボールにプレッシャーがかからないとああいう形になるなというふうに前半から思いました。
後半はあまりしたくはなかったんですけれども、ややカウンターを狙うような形の守備のブロックを敷きましたが、さらにボールにプレッシャーがかからなくなってトータルでシュートを20本も打たれるという、今季一番攻められたゲームをしてしまいました。後半の頭から4バックにして、もう少しボールにプレッシャーへ行くということも考えたのですが、結果的に勝利しましたけれども、そこの選択が裏目に出て後半あれだけ攻められた原因をつくってしまったことはものすごく反省しています。途中から何度も4バックに戻してと考えたんですけれども、その判断も若干遅れてしまってああいう形の後半になってしまいました。ただ、選手たちは本当に勝とうという意識を常にもちながら、局面でハードワークをしてくれましたし、特に阿部のセーブは何試合分ものビッグセーブをしてくれたんじゃないかなと思います。
ただ、こういう苦しいゲームをとっていくことが我々の目標につながっていくと思いますので、もし今日追いつかれたり、あるいはひっくり返されたりした結果でしたら、我々は上に行く資格はないのかなというふうに思っていましたので、結果がよかったからそう言えるのかもしれないですけれども、勝ちにこだわった選手たちに感謝しています』
-新加入の萬代選手の評価について教えてください
『途中交代はしましたけれども、しっかり立ち上がりからハードワークしてくれましたし、高さというところは存分に発揮してくれたかなと思います。あとはしっかり周りとのコミュニケーションをとりながら自分が活きるようなプレーも出してくれましたし、初めて公式戦を我々と戦ったとは思えないくらい、いいプレーを出してくれたんじゃないかと思います』
-中断期間中どういった形で課題を克服していきたいですか?
『やはり本来の我々の姿というのを再確認するということです。本来は相手陣内でボールを奪ってそこから手数をかけない、良い守備からの攻撃というところをもう一度この中断期間で確認したいです。もちろん攻撃の形、たとえばサイドの攻略ですとか、クロスですとか、あるいはつなぎの部分なども当然いろいろなやり方はありますし、それはもちろん引き続きやっていくことですけれども、我々のストロングな部分は見失ってはいけないです。システムが変わったからと言って、後ろ重視になってなかなか攻撃に行けないというようなチームでは波ができますし、今日のような苦しい試合も生まれてくると思いますので、もう一度ボールを奪いに行くという守備を徹底していきたいと思います』
【阿部選手コメント】
-度重なるビッグセーブの場面で会場も沸きました
『その瞬間は、皆さんの声を聞き取れなかったんですけれど、すごく苦しいラスト15分くらいからサポーターの皆さんがすごく応援のボルテージを上げてくれた瞬間が何度もあって、それが皆に火をつけてくれたと思いますし、すごく心強かったですし、あの雰囲気に助けられたので感謝しています』
-何度もチームを救うセーブを見せる中、どんな思いでゴールマウスに立っていたのでしょうか?
『長野のゴールを守れて光栄に思いますし、試合に出られていることも当たり前のことじゃないと思っているので、これに満足せず普段の練習から1日1日もっと上手になれるようにやっていきたいです』
-これから中断期間に入りますが、どのように準備していきたいですか?
『萬ちゃん(萬代選手)が入ってきたこともあって、今週のトレーニングから皆意識も一段と変わって、さらに激しくなりましたし、来週からそういうのが続いていくと思うので、もう一回気を引き締めて本当に昇格するために何が必要なのか、もう一回皆で確認していきたいと思います』
【萬代選手コメント】
-長野での初出場を勝利で飾りました
『次の試合まで1カ月ほど空くところで、その前に勝つことができたことはすごく大きいと思います』
-監督からはどんな言葉をかけられてピッチに入ったのでしょうか?
『まずは思い切ってプレーするということと、前で収めることと、サイドに流れて起点になること、まずは攻撃の起点になるということは最初から言われていました。もっと個人的には収めなければいけないところもありましたし、いい攻撃ができるように起点にならなければいけないと思います』
-長野でのデビュー戦で1アシストと結果を残すこともできました
『水戸でなかなか出られなかった自分を取ってくれたクラブに感謝しなければいけないですし、1週間という短い期間の中で自分をスタメンで使うという決断をしてくれた監督にも感謝をしなければなりません。そういうところの恩返しはピッチで一番できることなので、本当はゴールを取りたかったですけど、1アシストという最低限の結果は残せたので、それが勝ちにつながったことが一番嬉しいです』
-決勝点となったアシストのシーンを振り返っていただけますか?
『アマ(天野選手)からサイドの裏にいいボールが流れてきて、割と自分に中を見る余裕があった中で、アズ(東選手)がニアに走ってくれてそれに相手ディフェンスがつられ、その後アリ(有永選手)が前に走ってきてくれて、あんまり丁寧なパスではなかったんですけど、よく決めてくれたと思います』
-長野には得点力不足の課題がある中で、萬代選手にかかる期待も大きいと思います
『今まで水戸で1年半、なかなかこういうピリピリした試合をすることが少なかったので、そのピッチに立てる幸せを感じていますし、そういう責任とか期待を感じることがとても幸せです。そういう責任感などをもってプレーしなければいけないと思いますし、やはり今日も内容ではうまいようにいかなかったので、もっともっと皆が攻撃にいいパワーを出せるように自分がそういう役目を果たしたいと思います』
-初めての長野Uスタジアムでのプレーはいかがでしたか?
『最高の雰囲気でしたし、自分が持っている以上の力が出るというか、すごい後押しがあるので、もっともっとこのスタジアムでたくさん試合をしたいと思いましたし、ゴールをたくさん取りたいという気持ちが強くなりました』
-中断期間に入りますが、どのような準備を図っていきたいですか?
『途中から加入した自分にとってはすごくポジティブな期間だと思うので、この1カ月でもっと周りとコミュニケーションをとって、自分がチームのいい歯車になれるよう、チームのやり方とかももっと突き詰めていければいいと思います』
【有永選手コメント】
-勝利した今の気持ちを聞かせてください
『先制した後、ゲーム展開的には非常に厳しかったんですけど、勝つという結果が大事だったので、勝ててよかったと思います』
-ゴールシーンを振り返ってください
『萬代選手からいいパスが来たので、あとは決めるだけでした』
-シーズン3得点目となりました
『チームの流れも悪くないし、ボールが来ているので、決められれば勝てる試合も増えてくると思うので、しっかり決めていきたいと思います』
-中断期間に入りますが、どのように準備していきたいですか?
『チーム全員が中断期間明けの試合に向けていい準備をできれば、自ずと昇格に近づけると思うので、全員で頑張っていきたいと思います』
本日もご声援、誠にありがとうございました!
■次節
2017年8月19日(土) 17:00キックオフ
vs.鹿児島ユナイテッドFC 鹿児島県立鴨池陸上競技場