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2017/09/10

Topからのお知らせ

2017明治安田生命J3リーグ 第22節の結果

本日行われました「2017明治安田生命J3リーグ第22節 AC長野パルセイロ vs SC相模原」の結果をお知らせいたします。

【日時・会場】
2017年9月10日(日) 長野Uスタジアム 17:03キックオフ

【試合経過】
前半
 長野 0-0 相模原
後半
 長野 1-0 相模原

 長野 1-0 相模原

【浅野監督コメント】
『まず最初に今日もたくさんの後押しをいただいたサポーターの皆様、そして関係者の皆様に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
厳しいゲームだったと思います。こじ開けるのが難しく、特に前半は相手がスペースを消してくる中での攻撃だったので、なかなかチャンスをつくれなかったんですけれども、そこを選手たちが諦めずにいろいろとアイデアを出して戦ってくれたおかげで、萬代のゴールにつながったと思います。その後1点を守り切る形になりましたが、本来は追加点を取っていくチームが強いチームだと思っています。ただ、今はとにかく戦う姿勢と積極性を出しながら、90分間ハードワークして勝点3をもぎとるということを選手たちへ言っているので、まずは勝点3を取れたこと、それから最後まで走り切れたこと、こういったところでは本当によくやってくれたと思います。
相模原さんの高さ、セットプレーはやはり脅威でしたけれども、よく集中してゼロに抑えてくれたと思います。』

-前半はなかなかチャンスがつくれなかったことについて、どういったことが原因でしたか?
『ボールの動かし方だと思います。相手が割り切って、我々のプレスを受けたら長いボールを放り込んでくるというような前半だったので、相手の枚数がいるところに攻撃を仕掛けていくという内容でした。ですから、そこでアイデアを出しながらボールを動かしていったのですが、なかなか崩せないという形がありました。後半はボランチの1枚がセンターバックの間、もしくは横に落ちて後ろでビルドアップする時に後ろ3枚にして、両サイドバックを高い位置において背後を狙う。それから、そのサイドに相手のサイドハーフが食いついた時には東、三上が中間の位置をとってそこでつないでいくというような形にもっていきました。それをやる前に、いい形で先制点を取れたので、そのあとは少し相手が出てきてくれてカウンターの場面をつくれましたけど、やはり前半の割り切ってくる相手に対しての崩し方というところはまだ有効ではないというのが正直ありました。
逆に、奪われてカウンターというのが前半の内容だったと思うんですけれども、もう少しサイドをテンポよく変える、いい形でサイドに入った時のアイデアやスピードアップ、こういったところが今日はなかなか出なかったと思います。細かいのですが、例えば三上や東がいい形でボールを受けられた時は結構いい崩しができるんですけれども、前半は少し西口と三上、松原と東の距離感があまりうまくいっていなかったと思います。ですから、中に萬代と佐藤の2人くらいしかいなくて、そこにシンプルに入れるくらいのアイデアしかなかったというところでは、後半立て直していこうというふうに指示を出したつもりです。』


【萬代選手コメント】
-2連勝となりましたが、率直な気持ちを聞かせてください。
『前節いいゲームができて、それを続けなければ意味がないということは試合前に皆で話してはいたので、なかなか厳しい試合ではありましたけれども、結果がすべてではあるし、自分たちは勝たなければいけないので、勝ててよかったです。』

-ゴールシーンを振り返ってください。
『いいボールが来たので、タイミングをうまく合わせられてよかったと思います。』

-移籍後初ゴールとなりましたが、特別なゴールになったと思います。
『ここ4試合ずっと信頼して使ってもらっていて、なかなか自分にゴールが生まれない中、こうやってゴールを取れたことは自分にとっても大きいですし、何よりこのホームのUスタでたくさんのサポーターの方を前にゴールを取れたのは、ただの1ゴールではなくプラスアルファでよかったと思っています。』

-ゴールを決めた後のスタジアムの雰囲気はどう感じましたか?
『初めての試合だった琉球戦からそうですが、ホームではすごく気持ちよくプレーをさせてもらっていますし、今のスタジアムの雰囲気もあってホームで3連勝しているので、逆にホームではなくアウェイの時でももっと力強く戦わなければならないと改めて感じました。』

-この時期の2連勝ということで大きいと思うのですがいかがですか?
『僕らにとってはこれが最低条件だと思いますし、引き分けではなく勝たなければならない状況ですが、これも自分たちが作り出した状況なので。ただ、勝ち続けることで状況というのは大きく変わってくると思いますし、今自分たちは目の前の試合を1試合1試合戦っていくだけだと思っています。』

-次節への意気込みをお願いします。
『2位以内というのではなく、優勝を目指さなければならないチームですし、こうやって今日の試合の雰囲気を見ていても絶対にJ2に上がらなければならないと自分は思っているので、1位とは差が離れているかもしれませんが、自分たちが勝ち続ければ何が起こるかわからないので、まずは自分たちが勝ち続けることです。他のチームの結果も気にはなりますが、自分たちが勝たなければ意味がないので、まずは自分たちが勝つことで上に追いつけるように頑張りたいです。』


【武田選手コメント】
-2連勝を収めましたが、今の感想を聞かせてください。
『チームに求められているのは連勝だったので、それを結果的に果たせたことを嬉しく思います。相手のチームのこともありますけど、とても堅い試合になると想定していた中で、1-0という結果になって予想通りだったというのと、こういう結果を出せたことがよかったと思います。』

-リーグ戦初スタメンということで強い思いで試合に臨まれたと思いますが、いかがでしたか?
『移籍してきて、このUスタで試合に出るということを一つの目標としていたので、それを成し遂げられてひとまずよかったというのと、今季先輩の阿部さんがすごく活躍をされていて、それに負けたくない、後ろにも僕がいるんだというのを、サポーターの皆さんや長野の皆さんにアピールできたのがよかったと思っています。』

-今日もPKのセーブと終盤でのビッグセーブがありました。それぞれ振り返っていただけますか?
『PKのシーンに関しては、自分で与えたものだったので、自分のミスは自分で挽回するという気持ちで守りました。終盤は1-0のスコアだったので、失点しなければ勝利につながるという強い気持ちでやっていたので、セーブできたと思います。』

-PKのシーンでは迷わず右に飛んだように見えましたが、どのような気持ちだったのでしょうか?
『すごく複雑な心境でした。自分が与えたPKで絶対に止めなければいけなかったですし、自分が初めてピッチに立った試合で絶対に勝ちたかったので、結果的に止められてよかったです。向こうも長野のサポーターの方向へ蹴るとなると、当然打ちづらさがあると思うので、端っこには蹴ってこないだろうと思って、なるべく動かず真ん中あたりに来るという予想をして、結果的に右に飛んで足で止めたんですけどそういうことをイメージしながらやりました。チームに迷惑をかけなくてよかったと安堵の気持ちが強かったですね。』

-ビッグセーブのあとのUスタの大声援はどのように感じましたか?
『素直に頼もしいというか、背中を押してもらえたというか、このスタジアムのことやっぱり好きだなぁと心から思いました。』

-今後に向けての抱負をお願いいたします。
『やはり連勝することで自分たちの自信になりますし、相手にとっても脅威になると思うので、そういうところをうまく心理的にコントロールしてポジティブにやっていけば自ずといい結果が出てきて、目標の達成に近づくと思います。また来週はアウェイですが、勝って長野に帰ってきて皆さんの笑顔を観たいと思うので、頑張りたいと思います。』 本日もご声援、ありがとうございました。

■次節
2017明治安田生命J3リーグ第23節
2017年9月17日(日) 14:00キックオフ
vs.FC東京U-23 夢の島競技場