AC長野パルセイロ

2017明治安田生命J3リーグ 第24節の結果

本日行われました「2017明治安田生命J3リーグ第24節 AC長野パルセイロ vs ガンバ大阪U-23」の結果をお知らせいたします。

【日時・会場】
2017年9月24日(日)　長野Uスタジアム　15:33キックオフ

【試合経過】
前半
　長野 0-0 G大阪23
後半
　長野 3-0 G大阪23
合計
　長野 3-0 G大阪23

得点者：萬代、有永、宇野沢


【浅野監督コメント】
『今日もたくさんのサポーターの方に後押しをしていただいて、結果的に勝点3をとれたことにホッとしています。前節、FC東京U-23さんに対し点を取れずに敗戦してしまったこと、あのゲームは今でも痛いというふうに思っています。天皇杯を入れると2連敗をしている中で、しっかり点を取って勝てたということはよかったと思っています。ただ、試合前の松原のアクシデント、今日も前半で三上が足を痛めて交代しましたけど、選手のコンディションというかケガの部分で今だけでなく今季は少し多くて、もちろん元気な選手たちは頑張ってくれていますし、しっかりケガを治して復帰してくれた選手もよく頑張っているんですけれども、残り9試合全員の力でしっかり目標に向かっていくにはそういうところもしっかりケアをしなければいけないと改めて感じました。試合の内容ではないですが、強いチームはそういった部分もしっかりケアできると思いますので、もちろん現場の責任者は私ですからケガ人が出るのも私の責任ですので、残り9試合戦っていくためにそういう部分も併せて今まで以上にケアしていかなければならないと思いました。
試合の方ですけれども、ガンバ大阪U-23さんがコンパクトに自陣で守る中で、ボールを動かしながら相手ゴールに迫れるシーンが多かったんですけれども、前半そこを崩しきれませんでした。選手たちは後半の45分でなんとか点を取る意識で向かってくれて、結果的にサポーターの皆さんの後押しもあり、3得点につながったと思います。ただ、それを生んだのは今日もGKの阿部のビッグセーブがあったからだと思います。あそこでもし相手に点が入っていれば、もしかしたら後半焦ったり慌ててしまったりしていたかもしれないので、今日の一番のポイントは危険なシーンで阿部がしっかり冷静に対処してくれたからだと思います。
次はアウェイのゲームになります。ここ最近アウェイでは本当に勝点が取れていないです。選手たちにも言いましたが、我々は残り9試合すべて勝つ、これ以外に道はないということを皆と確認して次に向かっていきます。先ほどのケガやアクシデントも含めて、いい準備をして次のアウェイゲームに臨みたいと思います。』

－前半なかなか得点に至らなかった原因は何でしたか？
『やはりガンバさんもしっかり人数をかけて守っていましたし、ただその中でもなんとかセットプレーを含めてシュートまでいく場面はありました。形はつくれていたので、ハーフタイムに言ったのは後半焦れずにチャンスを冷静に決めきること、それだけに集中しようということで、後半はそれを実践してくれたと思います。少しガンバさんがカウンターで仕掛けてくる場面があったので、そういうところも修正してそれがうまく攻撃につながってくれたのかなと思います。90分間すべて我々のペースで進むわけではないですし、ただ前半の流れでさほど攻撃に対して修正するところはなかったので、怖いのは変な奪われ方をしてカウンターを食らうというところだけでしたから、点を取れれば我々のペースになるとも思っていたので、粘り強く90分間の中で点を取ろうというプランで後半臨みました。』


【宇野沢選手コメント】
－試合を振り返って
『前半結構相手がブロックを敷いてきて、惜しいシーンはつくれていたんですけど得点できなくてじれったいような展開だったんですが、後半になって相手も少し前に出てきてうちのペースになり、それでうまく点を取って後半は3-0といういい形で勝利できました。』

－リードしている中でしたが、監督からはどんな指示がありましたか？
『2-0になった後で少し受けにまわる場面が多いからそこをもう一回前から行ってくれということを言われて、個人としても2-0でチャンスは自分にもめぐってくると思っていましたし、そういう部分で積極的にやっていこうということで入りました。』

－およそ6カ月ぶりの得点となりましたがいかがでしたか？
『やはり6カ月ぶりでしかもホームで得点できて、サポーターの皆さんもすごく喜んでくれてよかったです。ずっと試合に出られなかったこともありますし、出られた時に結果を出していくというのはチームにとっても大事だと思うので、本当に嬉しかったですね。』

－得点シーンを振り返っていかがですか？
『純平(新井選手)からのパスが少し弱くなったんですけど、相手がくるのはわかっていてうまくトラップしてターンした時に、その前のシーンで裏を取ってチャンスだったところでパスを選択してシュートまで行けなかったので、あそこは思い切って、キーパーの選手が前に出ているのも見ていましたし上を抜けば入るかなと思って打ったらうまく入りました。』

－今後の意気込みをお願いします
『9試合ありますけども、今日のこのガンバ大阪U-23との戦いだけを考えて準備した結果が勝ちにつながったと思うので、次もその試合だけを見据えてしっかり準備して勝ちたいと思います。』」


【萬代選手コメント】
－試合を振り返って
『前半は攻め込みながらなかなか点が入らなかったり、内容的にもさほどいいものではなかったんですけれど、ハーフタイムに監督から焦れずに次に来たチャンスを決めようということを言われていたので、後半皆慌てずにできた結果かなと思います。』

－後半は少し攻め込まれだした中での先制点でした
『決定的なピンチの場面もあったんですけど守備陣が踏ん張ってくれて、そんな中であの場面ではアズ(東選手)がうまく落としてくれたので、決められてよかったです。』

－左足をするどく振りぬきました
『あまりトラップしたりドリブルしたりというのは時間がないと思ったので、まずは振りぬこうかなと思ったんですが、グラウンドもよかったですしいいコースに行ってくれたかなと思います。』

－これでホームでは2戦連発になりました
『ゴールを取ることが自分のしなければならないことですが、今日は内容的に自分のミスだったりもっと前でボールを収めることをしなければいけなかったので、ゴールを取れたのはよかったですけど、反省点の方が多いと思います。』

－今後に向けての意気込みをお願いします
『他のチームの結果も気になりますが、自分たちはまず勝ち続けなければいけないですし、ここ3試合アウェイでは全然決められていないので、自分たちにとってはアウェイの試合で勝てるかが大事になってくると思うので、アウェイでも絶対勝つという気持ちをもって戦ってきたいと思います。』


【有永選手コメント】
－試合を振り返って
『前半ああいう形で0-0で折り返して、自分たちは勝つことでしか次に進むことはできないので、後半は3点取れて勝ててよかったです。』

－前半から有永選手が前に積極的に出ていくシーンが目立ちました
『どんどん前に出ていくのが自分の特長だと思っているので、それは毎試合だそうと思ってやっています。それがいい形で試合の中で出たことはよかったと思います。』

－貴重な追加点となる得点でしたが、振り返っていかがですか？
『自分の中でも後半ビッグチャンスを外していたので、どうにか点を取らないとという気持ちがありました。ああいう形で抜け出せて、最後は気持ちで押し込むことができました。』

－あの追加点でサポータ―の皆さんもかなり沸きました
『毎試合サポーターの皆さんの応援というのは自分たちの力になるので、すごくありがたいです。』

－後半からサイドハーフにポジションが変わりました
『ボランチをやる前もサイドハーフをやっていましたし、それに関してはさほど焦ることなく入れたのではないかと思います。』

－守備面でも無失点でしたが、いかがですか？
『無失点というのはチーム全体で守れたというところなので、全員で声を出しながら守れたのがよかったと思います。』

－今後への意気込みをお願いします
『僕たちは勝つしかないので、次の試合も勝つことだけを考えて来週からも頑張りたいです。』


【阿部選手コメント】
－ビッグセーブのシーンについて
『あの場面はまず反省点になるんですが、前半は一美選手を起点にしたカウンターだけに抑えていたし監督からそういう指示をもらっていたにも関わらず、ああいうシーンをつくってしまったのは反省点です。オーガナイズをさせるというのは自分のタスクなので、監督からも試合が終わったあとに、ああいうシーンをつくらせないというのがキーパーとして一番最初にできることだという話があったので、そこは反省したいです。ピンチを止めたというのは、練習でやっていることを出せたのかなと思います。』

－相手のシュートを読み切ったということですか？
『シマ(大島選手)がチャレンジしてボールホルダーに行ったので、自ずと僕の役割も決まったという感じです。ただ、あのシーンでどうやって止めるのが相手にとって一番難しくなるのかなと考えた時に、もう一回見ないとわからないですけど、僕の感覚では横パスされる前に横パスをした選手と勝負した方がよかったのかなというのがあります。状況的にあの選択をした方がシュートコースが広くなってしまうので、止められる確率としては大きくなってしまいますから。守備の部分であの状況をつくらせないということと、ピンチの場面でどうシュートを制限して打たせるかというのをもう少し確認したいと思います。』

－結果として2試合ぶりに無失点に抑えました
『毎試合そうですけど、特に今日は無失点に抑えるということがテーマとしてあったので、その点はよかったです。アウェイでは失点が続いているので、次はアウェイで勝点3を取るというのが最大のテーマだと思います。そのために逆算してしっかり練習します。』 本日もご声援、ありがとうございました。

■次節
2017明治安田生命J3リーグ第25節
2017年10月1日(日)　13:00キックオフ
vs.福島ユナイテッドFC　とうほう・みんなのスタジアム