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2017明治安田生命J3リーグ 第30節の結果
本日行われました「2017明治安田生命J3リーグ第30節 藤枝MYFC vs AC長野パルセイロ」の結果をお知らせいたします。【日時・会場】
2017年11月5日(日) 藤枝総合運動公園サッカー場 13:03キックオフ
【試合経過】
前半
藤枝 1-2 長野
後半
藤枝 3-0 長野
合計
藤枝 4-2 長野
得点者:宇野沢、萬代
【浅野監督コメント】
「我々にとっては非常に厳しい内容となりました。藤枝さんにはホームでもやられていますし、同じ相手に2回も負けたということはやはり力がないということを証明してしまったのかなと思います。しっかりつないでくる藤枝さんに対してブロックをつくって対応しようということで、我々が先制したということもありますけど、少し相手に持たせてという形にと思っていたんですけれども、押し込まれた中でフリーキックを与えたり、あるいはゴール前に入ってくるボールに対して少し対応が遅れたり、そういうところから失点をしてしまったのかなと思います。すべては私の戦わせ方あるいはメンバーの組み方、システム、そういったところがうまくハマらなかったというところだと思います。残念ですが、これは受け止めるしかないと思います。
あと4試合、我々にも意地がありますし、こういう状態のチームに対しても熱い声援を送ってくださる方々がたくさんいらっしゃいますので、その方々のためにもしっかり最後まで闘う姿勢を出して、また次のホームゲームで強い相手を迎えますがしっかり戦うことが我々にできることだと思いますので、前を向いていきたいと思います。」
-今日の選手起用につきましての意図を教えてください。
「まずフレッシュな選手を入れたいというところと、前線は少し攻撃的にいきたいというところ、それから3-4-3というシステムにある程度順応しえる、そして粘り強く戦えるメンバーを選んだつもりです。なかなかコンビネーション、守備のところの連動性がいつもに比べてなかったかもしれませんが、それでも粘り強く守備をするというテーマでやってはくれたんですけれども、そこを剥がされたというところです。3バックにしたのは前回対戦した際にサイドをケアできなかったという点で、あえてマッチアップする形をとって対人のところで勝負をしようということにしたのと、若干後ろに重心はかかりますけど逆にカウンターを狙おうというのもありました。いいシーンをつくれた場面もあったんですが、全体を通して見ればあまり戦術プランがハマらなかったという責任を感じています」
【大島選手コメント】
-試合を振り返っていかがですか?
「先制したあとに藤枝のペースの時間が長かった中で、最終的なところではやられていなかったと思います。ただ、フリーキックでやられてしまってその後勝ち越せましたけど、基本的には藤枝ペースが続いて、自分たちがしっかりブロックをつくって守るのか、前から取りに行くのかというところで、後半そこが少し伸びてしまったのかなと思います」
-後半になってやられてしまいました
「今日の4失点はどれも簡単にやられてしまって、攻撃陣は2点取ってくれているので、4失点というのは本当に後ろの責任だと思います。先制したし勝ち越しもできたので勝たなければならないゲームだったんですけど、失点の部分で後ろが踏ん張れなかったのかなと思います」
-今日の結果で昇格の可能性が消滅してしまいました
「中断期間明けにポイントを取り切れなかったことが響いたと感じます。中断期間明けから1-0で勝ったり悪くても0-0で引き分けるような試合が減りましたし、点は入るけど失点もするというように、安定した戦いをできなかったのが大きかったと思います」
【萬代選手コメント】
-先制点のアシストのところを振り返っていただけますか?
「ミーティングでああいうワンツーとかコンビネーションに弱いというのは見ていて、ウノさん(宇野沢選手)といい距離感だったので、自分でターンしてというのも考えましたけど、ウノさんの方がよりよい状態でしたし、最悪打てなくても自分が中にもう一回詰めればクロスが上がってもいけるかなというのはありました」
-2点目の得点のシーンはいかがでしたか?
「優太(都並選手)が抜けて、マイナスに自分と英也(岡本選手)がいたんですけど、優太がしっかり見てくれていました。英也も打ちたかったと思うんですけど、僕の方が状態はよかったので打ちました。自分では入ったのかわからなかったですけど、審判がよく見てくれていてよかったです」
-絶対落としたくない試合だったと思います
「まず前回の秋田戦で最悪の入り方をしてしまったので、その反省は絶対活かさないといけないと思いました。先制後に追いつかれて、ボールを持たれても慌てることなくゲームを進められたと思いますし、いい時間帯に2点目を取れたんですが、結局後半も入りのところでやられているのでそれはまだまだ自分たちの甘さが出たと思いますし、うちのスタイルというか守れるという自信が薄くなっていて、それは守備陣だけでなく前線でボールをもっていれば失点は防げるわけですし、前線が守備をもう少し頑張れば失点を減らせるかもしれないので、誰がどうとかではなくチームとしての課題だと思います。そういう守りきれる自信というのをもう一度思い出さないといけないと思いますし、それと今日はボールを持たれる時間帯が多くて、そういう相手だとは割り切ってはいましたけど、崩すときにもう少し僕たち前線の選手がボールを収めたり前に運べたりするともっと違うのかなとは思います」
-今日の結果で昇格を逃すことになってしまいました
「自分は夏に移籍してきて、長野をJ2に昇格させるために来たというのが一番大きいですし、それだけではなく長野をもっと点の取れるチームにしていきたい、チームを劇的に変化させたいと思って来たんですけどそれを全くできずに昇格を逃すという結果を迎えてしまって、夏に移籍してきた自分としてはすごく責任を感じますし、最後まで応援してくださるサポーターの皆様にも申し訳ないという思いが強いです。ただ、試合はまだ残っているので、今日のサポーターの皆さんの声援を無駄にしないように、昇格を逃していても勝てば喜べると思いますし、個人としてもチームとしても価値を上げていかなければならないので、そこに向けて全力でやっていきたいと思います」
【宇野沢選手コメント】
-先制のシーンについて振り返ってください
「バイタルで前を向ければうちのチャンスになるというのはあったのですが、試合を通じて相手の方がバイタルを使って急所を突いてくる回数が多かったので、それが試合の結果につながったのかなと思います。もっとバイタルにボールを入れたり、僕たちが受けられたりできればもっと得点につながるシーンもつくれたと思うので、そこは相手から見習っていかなければならないと思いますし改善しなければと思います」
-前半は相手にもたせている感もありましたが?
「前半は相手のポゼッションの仕方がうまくて、奪えるシーンが少なかったので後ろで構えて守る時間だと割り切っていたんですけど、引いている中でもピンチはあってなんとか守っているという感じでした。後半は少し前から取りにいったんですけどうまくハマらなくて失点してしまって、バタバタしている中でもう1点取られて完全に後手にまわる形になってしまいました」
-今日の結果で昇格を逃してしまいました
「昇格を目標にやってきたので、それをなくして今は悔しい以外に何もないです。試合は残っていますし切り替えてやっていかなければならないというのもわかってはいますが、そういう意味で今は複雑な気持ちです」
本日もご声援、ありがとうございました。
■次節
2017明治安田生命J3リーグ第31節
2017年11月12日(日) 13:00キックオフ
vs.アスルクラロ沼津 長野Uスタジアム