AC長野パルセイロ

2018明治安田生命J3リーグ第5節の結果

本日行われました「2018明治安田生命J3リーグ 第5節 AC長野パルセイロ vs ギラヴァンツ北九州」の結果をお知らせいたします。

【日時・会場】
4月1日(日)　長野Uスタジアム　14:04キックオフ

【試合経過】
前半
　長野 0-0 北九州
後半
　長野 1-1 北九州
合計
　長野 1-1 北九州

【得点】
竹下


【浅野監督コメント】
「今日も大勢の方に後押しをいただき、ありがとうございました。ゲームに関しては残念ながら勝点3を取れなかったわけですから、悔しいの一言です。追いついての引き分けという形で、最後まで追いつこうという選手たちの意気込みは伝わったのかなと思いますが、ホームで勝点3以外考えられないので、残念な気持ちです。やはり拮抗したゲームになって、我々の時間帯もありましたけど、もっと決定的な場面をつくらなければならないと今日も感じました。どちらが勝ってもおかしくない、引き分けが妥当なゲームであったと思います。
次も好調なチームとのホームゲームですから、次の相手にしっかり勝ってここからまた我々の力を伸ばしていきたいと思います」

－後半の戦いについて振り返ってください。
「まず、勝点3を求めるということで、点を取るという今シーズンの我々のスタイルを貫くために交代のカードを切ったわけですけれども、カウンターでやられてしまいました。試合前から北九州さんのカウンター攻撃は鋭いということで今週のトレーニングでも準備をしてきたわけですけれども、そこでやられてしまったというのはまだまだ甘さが出てしまったというところです」

－宇野沢選手を先発で起用した意図を教えてください。
「宇野沢に関しては、前線で起点になれる、ボールが収まるというところ、あるいはフリーキックのキッカーというところも武器になりますし、スキルも持っています。今日に関しては前線に起点をつくるというところで起用して、90分間戦ってくれて、途中までという考えもあったんですけど、彼の存在感は薄まることがなく、最後まで出てもらいました。非常によく戦ってくれました」

－得点を取るという部分でなかなかうまくいかなかったが、本来どういうプランがありましたか？また、課題をどう修正していきたいですか？
「エリアの中に入る回数というのは増えてきたと思いますし、人数をかけるというのはこれまでの試合に比べればできたと思うんですけれども、ボックス内の強引さが足りなかったかなと。強引に持っていったり仕掛けてファウルをもらったりするという意図をもう少し出してほしいというのが何シーンか見られました。押し込んではいるけど、結局ゴールに届かないというところはトレーニングでやっていく、継続してやっていかなければならないと思います」

－竹下選手についての評価をお聞かせください。
「彼はポジション的なところや今日であればベンチスタートであるわけですが、出場時間などについてはいろいろと考えながらやっていました。後半は少し背後を取れるようになったので、そこで彼を出しても良かったのかなと感じましたが、宇野沢と萬代のところがうまく回っていて後半はいい距離感でやれていたので、なかなか代えづらいという中でした。少し時間しかプレーさせてあげられなかったですけど、彼の中で結果を残すという今シーズンの試合にかける思いというのが結果になって表れたことは次につながると思います。本来であれば一番前の選手ですし、背後をたくさん狙って相手の嫌がるプレーをするというのが特長ですから、そういったところをうまく起用できればいいんですが、今日はサイドから中に入っていく、あるいは背後を狙っていく、シンプルですがそこを数分でしたけど期待して入れました。いろいろなポジションをやらせていますけど、彼の中で少しでもスキルのプラスアルファになってくれたらいいと思います。それは堂安もそうですが、そういう経験をしながらさらに結果を残せるような選手になってくれると信じていますから、今後も彼らは使い続けていきたいと思います」

－松村選手が久しぶりのスタメン出場でしたが、いかがでしたか？
「彼の特長は随所に出してくれていたと思いますが、ゴールに近い位置でああいう仕掛けるところが出せたらよかったと思います。右サイドで作って彼の方へという意図があったんですが、少し中盤に下りてきてボールを触るという時間が多かったので、もっと危険なアタッキングエリアのところで彼にボールが集まれば相手にとっては嫌だったと思いますし、そういう選手だと思っていますから、ポジション的なところも含めて彼の良さをもっと出していけるようにしたいです。今日に関しては交代するまでよく戦ってくれたと思います」


【岡本選手コメント】
－同点ゴールのシーンについて
「キーパーがはじいたので、もう一回左足でシュートを放ちました。あんまりミートはしなかったんですが、その後玲王(竹下選手)が決めてくれてよかったと思います」

－ヘディングシュートのシーンについて。
「ボールは本当によかったですし、前にいた選手の後ろに入って、被ってくれたのでフリーで打てたんですけど、当てるだけで精一杯というところもあって、そこでしっかり決められるようにならないとだめだと実感しています」

－今季初出場で得点に絡めたのはよかったと思いますが？
「途中から僕が出る場面というのは、チームが厳しい状況の時だと思うので、そこでしっかり結果を残すというのが大事だと思いますし、今日は逆に先制点を奪われてしまったので、その前に自分が出たところで攻撃のいい刺激になれるようにもっと練習からやっていかないとダメかなと思います。ただ、あそこでシュートに行けたということでいいイメージも出てきましたし、決めきれていればもっと試合に絡めるとも思うので、しっかり突き詰めていきたいです」


【大島選手コメント】
－失点のシーンについて
「あの状況でうちも1点を取りに行っていて、後ろの枚数も2対1で問題なかったので、サイドバックが上がっていたからというよりはチームとして前がかりになっていたので。あと、自分の対応が悪かったと思います。シュートブロックはできたんですけど、結果的に中に行かせるとあのような事故が起きやすいので、ああいう状況になったらなるべく縦に行かせるというのがセオリーですから、同じミスをしないようにしたいです」

－次節もホームでの戦いです。
「沼津という相手で、負けてもないし失点もしていないチームなので、自分たちはホームのアドバンテージをしっかり活かして勝点3を取りたいと思います」


【宇野沢選手コメント】
－試合を振り返っていかがですか？
「前半は結構相手がプレスをかけてきて、ディフェンスラインを上げるタイミングとかも難しかったですけどうまく耐えて、後半は相手が少し落ちてうちのペースになって、そのいい時間帯で点を取れずにカウンターで失点してしまって難しいゲームにしてしまいました。最後はなんとか追いつきましたが、いい時間帯で先制できていれば勝ちにつながったのではないかと思いますし、そこのクオリティを高めなければならないと思います」

－後半は開始から背後を取れることも多かったと思いますが。
「前半よりもボランチが前を向いてもらえる時間帯というのが多くて、そこで動き出した時に相手のディフェンスラインが前半ほど上げ下げできていなかったので。前半も狙ってはいたんですけど、結構最前線の選手が裏を取るのは難しい状況だったのですが、後半は比較的裏を取りやすい状況ができたのは、前半厳しい中でもポゼッションを頑張ってしたことが相手の走力を奪うことに成功していたからかなと思います」


【竹下選手コメント】
－なんとか勝点1をもぎ取れました
「追いついたことはすごくよかったと思うんですが、それ以前の失点の部分が本当にもったいないと思うので、そこは修正していかなければならないと思います」

－試合終了間際に同点ゴールを決めることができましたが、振り返っていかがですか？
「ヒデさん(岡本選手)が頑張ってくれて、ほぼ入っていたので、ごっつあん中のごっつあんゴールではありました。決められたことはよかったですけど、その他のプレーももっと改善する部分があるので、しっかり修正していきたいです」

－プロ入り初ゴールになりました。
「まだ1点なので、どんどん積み重ねていけるように、チームを勝たせられる選手になれるようにやっていきたいです」

－次節は再びホームで沼津との一戦ですが、意気込みをお願いします。
「ホームでは絶対に勝点3を取らなければいけないと思っているので、自分も含めてチーム全員が勝ちにこだわって、その中で自分が結果を出せるようにしっかり1週間練習をしていきたいです」 本日もたくさんのご声援、誠にありがとうございました。