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2018明治安田生命J3リーグ 第9節の結果
本日行われました「2018明治安田生命J3リーグ 第9節 鹿児島ユナイテッドFC vs AC長野パルセイロ」の結果をお知らせいたします。【日時・会場】
5月3日(木・祝) 白波スタジアム 13:03キックオフ
【試合経過】
前半
鹿児島 1-1 長野
後半
鹿児島 1-1 長野
合計
鹿児島 2-2 長野
【得点】
津田×2
【浅野 哲也監督コメント】
「遠い長野から我々の応援に来てくださったサポーターの方々に感謝を申し上げます。今の我々の状況からすると勝点1ではやはり足りない、当然そういう結果なんですけれども、今好調の鹿児島さんを相手に追いついたこと、選手たちは本当によく戦ってくれたと思います。ただ、前半の戦い方でPKで先制したあとにボールの握られ方がよくなくて、いつ失点してもおかしくないという状況に陥ったことはものすごく反省しています。ボールに対するアプローチだったり、全体のバランス、あるいはゴール前のマークなどがルーズになってしまいました。後半はシステムを変えて、両サイド、ゴール前のところを弾き返すのと同時に攻撃の起点をサイドに置くというところはある程度できたのかなと思います。何度も言うようですけれども、我々には勝点3以外ありえないので、悔しい結果となりましたが、選手たちはよく戦ってくれたと思います」
-後半に追いついたシーンについて振り返っていただけますか?
「何度かサイドを起点に相手を押し込める時間が増えた中で、あとはゴールを奪うというところで、エリアの中のクロスだったりラストパスだったりフィニッシュの精度の部分でしたが、今までは押し込んでもなかなかそれがうまくいかなかったんですが、今日は決定力のある津田をスタートで使いましたが、彼の決定力が出たシーンだったと思います。ただ、前半のシステムの時でももう少し攻撃でリズムを作りたかったというのがあります」
-今日の鹿児島の印象はいかがでしたか?
「スカウティング通りしっかりキーパーからつないできて、エリアに顔を出す、全体が流れるような攻撃がありました。つないでくる相手に対して我々がどういうプレスをかけて奪えるかというのは一つテーマだったんですが、もっとアプローチのところで強さを見せないと剥がされるというところで、そこを突き詰められなかったのが前半劣勢になった原因かなと思います」
【國領 一平選手コメント】
-久しぶりの出場となりましたが、試合を振り返っていかがでしたか?
「先制点を取れて、その後冷静にボールをつなぐところと前に行くところをチームとして統一できたらよかったんですけど、見ていてバランスがよくなかったので、自分が入ったらボールを落ち着かせながら、相手を引き出すというのも考えていたので、サイドチェンジしたり、そうするふりをしてもう一回やり直すとか、そういう流れでクロスから点を取れたことはよかったです。後半は後ろを3枚にして割とボールを動かせたので、それを中で僕らができるようにならないといけないと思います」
-次節に向けて
「引き分けの試合が多くなっていますが、抑えるところを抑えれば点は取れているので、それはポジティブに捉えて、体はきついと思うんですけどメンタルはしっかりリフレッシュして、次はホームでやれるので、しっかり勝ちたいと思います」
【阿部 伸行選手コメント】
-ケガから復帰し、今季初出場となりました。
「何一つ違和感なく復帰できたことに感謝しないといけないと思います。オペをしていただいた先生をはじめ、長くリハビリに付き添っていただいたトレーナーの方に感謝していますし、それがあって2週間くらい早く復帰できたので、そのことに感謝して臨みました」
-試合全体を振り返っていかがでしたか?
「相手は両サイドに起点となれて突破できるいい選手がいたので、そこで仕事をさせないようにしっかり入ろうと思ったんですけど、結果そこを起点に失点してしまったのが反省材料です。ただ、ネガティブなところばかりではなくて、ビハインドを跳ね返して追いついたこと、全体的に見ても僕の初出場だけでなく、俊(岩沼選手)が初スタメンだったり、ニシ(西口選手)が入ったり、一平(國領選手)も出たり、そういうメンバーが躍動できたというか、そういうポジティブなことも多かった試合だったと思います」
-次節に向けて
「久しぶりの出場を果たした選手たちがいて、次は中2日ですし疲労を考えるとどういうメンバーになるかわからないですけど、最もポジティブなことは今日出られなかった選手と長野で練習を積んでくれている選手がギラギラしていい準備をしてくれていると思うので、それが今のチームにとって一番のポジティブなことだと思います。中2日ですけど、そういう意味ではすごく前向きです」
【津田 知宏選手コメント】
-試合を振り返っていかがでしたか?
「相手はすごくビルドアップがうまいので、先制点は取れましたけど相手の流れで進んでいて、自分たちの思うようなプランでは進まなかったです。相手に回される中で、自分たちに何ができるか考えた時にツートップでボールを追いかけることとブロックを敷いてということで前半はやっていたつもりなんですけどそれが難しくて、後半にシステムを変えてチームが同じ意識で守備をできたところではよかったと思います。自分たちの先制点も相手の追加点もPKだったので、プラン的にはどう転ぶかというところだったので、本当に難しい試合でしたけれども、連戦の中でなんとか追いついてアウェイで勝点1を取れたことは良かったと思っています」
-サイドを崩して得た2点目のシーンを振り返ってください。
「風向きが逆になって押し込まれるかと思ったんですけど、両サイドで何度かシャドウとボランチとサイドバックで、特に右サイドで崩しができていましたし、僕は1トップのポジションに入っていたのでそこにあまり関わらず、1人がオーバーラップしてそこを使わずに中を見てというところでいいボールが上がってきたので、そこはチームとして崩せたことは評価できるんじゃないかと思います」
-鹿児島を相手に勝点1を取れた点は評価したいですか?
「もちろん勝点3を狙ってやっていますし、チーム状況的に勝点3が必要ということはわかっていますけど、今日の戦いで1を持って帰れることは、すぐに次の試合がくるのでそこにつながると思いますし、今日の勝点1というのをシーズンが終わった時に『あの1があったから』というふうにすべきだと思うので、今日は本当によかったと僕は思っています」 本日もご声援、誠にありがとうございました。