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第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦の結果
本日行われました「第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦 AC長野パルセイロ vs 新潟医療福祉大学」の結果をお知らせいたします。■日時・会場
5月26日(土) 長野Uスタジアム 13:00キックオフ
■試合経過
前半
長野 2-1 新潟医療福祉大
後半
長野 1-1 新潟医療福祉大
合計
長野 3-2 新潟医療福祉大
■得点者
佐藤×2、内野
■浅野 哲也監督コメント
「今日も我々にたくさんの応援をいただき、サポーターの皆様に感謝しております。ありがとうございました。この大会の位置づけとして、やはりどういう形であれ勝って次のラウンドに進むということが最大の目的ですが、それを達成できたというのは選手たちがよくやってくれたと思います。当然内容に関していろいろ問題はあると思いますが、リーグ戦からの流れで前節の秋田で勝った流れを消さないために、内容は大事ですが結果を残すということに執着するゲームだったので、このゲームに関して決して下を向くことはないと思いますし、選手たちにもそう伝えました。やるべきことはたくさんありますし、こういう内容でリーグ戦を戦っていったら勝てないのはわかりますし、今日はメンバーを少し代えてやりましたけれども代えたからといってチームが大きく変わるようではいけないと思います。また、次はリーグ戦になりますけれども、そこに向けて準備をしていきます。ただ、選手たちに何回も言ったんですけど『顔を上げろ、勝ったんだぞ』と、それだけは忘れないでほしいというのは伝えました」
-攻撃面を振り返っていかがでしたか?
「流れの中でなかなかいい形ができなかったですが、セットプレーも得点源の一つですし逆に言えばリーグ戦であまりセットプレーがうまくいかないということもありましたから、よく取り切ってくれたと思います。流れの中から点を取らなければならないということはありませんし、いろいろな攻撃の形などを出せなかったのは問題だと思いますが、相手も非常にいいチームでしたしすごく難しいゲームだった中で、我々の得点を取るパターンで取り切ってくれたことは非常に評価できると思います」
-その中で2得点した佐藤選手についてはいかがでしたか?
「リーグ戦でもそうですが、彼本来のボールに絡む動きというのができなくて、守備に追われる時間が多くなった分、彼の良さというのがなかなか出なかったと思いますけれども、逆に今まで残せなかった結果というところを残せたというのはすごくポジティブに捉えていいのではないかと思います」
-2回戦は大宮との対戦になります。
「琉球戦が終わった後に考えますけれども、時間があまりないですし格上のチームですからスケジュールの問題などを考えながら、準備をしていきたいです。ただ、目の前の試合に向けて今からやっていくということで、リーグ戦の琉球戦をまず考えたいと思います」
-秋田戦からかなりメンバーを入れ替えて臨んだと思いますが、その意図を教えてください。
「やはりリーグ戦で出番が少なくてもトレーニングの中でいい姿勢を出してやってくれている選手を見逃してはいけないと思いますし、ほとんどの選手が替わりましたけれどもそんなにチーム力が落ちるとは思っていませんし、逆に彼らのよさを出してあげたいと思っていました。ただ、ご覧の通りあまりよくなかったというところでは彼らにも自覚をしてもらいたいし、リーグ戦に向けてもっとチャレンジしていかければならないという危機感をもっていると思います。昨年の天皇杯はある程度スケジュール的なところでメンバーを入れ替えたんですけれども、今回は間が空いててリーグ戦に出ていた選手を使うという選択肢もあったんですが、チーム力を上げるということで私の考えとしては全員にチャンスを与えたいというところで、今日の試合で結果を残してリーグ戦に向けての自信をつけてほしいということでメンバーを選びました」
■佐藤 悠希選手コメント
-試合を終えた感想を教えてください。
「天皇杯では勝って次につなげるということが一番大事なので、結果として勝ててよかったです」
-久しぶりのゴールでしたが、どんな気持ちでしたか?
「僕のゴールでチームが勝てたので、それがよかったと思います」
-1点目はコーナーキックからの得点でした。
「その前に自分がマークを外して失点していましたし、なんとかチームの力になりたいという思いがありました。憂(堂安選手)がいいコーナーキックを蹴ってくれたので決められてよかったです」
-決勝点となった2点目もPKではありましたが、どんなことを考えて蹴りましたか?
「すごい落ち着いてキーパーを見られていましたし、僕から見て左に飛んだのがわかったので落ち着いて蹴れました」
-引き分けが多かったチームが最後に勝ちきる力がついてきたと思います。
「最後に追いつくことが多かったのが、最後に勝てるようになっていい流れが来ていると思うので、それを続けていけるようにしたいです」
-次はリーグ戦で琉球という強い相手が待っていますが、意気込みを教えてください。
「僕たちは勝つしかないので、次の琉球戦に向けてしっかり準備したいと思います」
■内野 貴志選手コメント
-試合を終えた今の率直な感想を教えて下さい。
「勝ったという結果以外は特に収穫がなかったんですが、勝ち癖というのは大事だと思いますし、公式戦で松本大学戦から合わせれば3連勝できているので、チームにとってはプラスになると思います。ただ、内容に関してはこれからまだまだ改善していかなければいけないので突き詰めていきたいです」
-ゴールシーンを振り返って下さい。
「セットプレーは常に狙っていますし、自分の強みでもあるので、うまいこと入ってくれてよかったです。その前に相手のロングスローが何本かあって、結構飛ぶイメージがあったので、こっちも飛ぶ予感がありました。中も周りにあまり人がいなくて、相手と1対1だったので決められるかなと思っていました」
-引き分けが多かったチームが勝ちきれるようになりました。
「勝ち癖は本当に大事だと思いますし、いくら内容が良くても負けたら意味がないので、またリーグ戦につなげられるように頑張りたいです」
-来週は琉球戦が待っていますが、意気込みをお願いします。
「相手はかなりいいチームだと思うので、この3連勝を次につなげるためにもまた1週間いい準備をしていきたいです」 本日の結果、天皇杯2回戦へ進出することとなりました。
■第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦
日時:6月6日(水) 19:00KO
会場:NACK5スタジアム大宮
対戦カード:大宮アルディージャ vs AC長野パルセイロ
本日もたくさんのご声援、ありがとうございました。