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2012/11/08

クラブからのお知らせ

薩川監督勇退のお知らせ

 株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブは、Jリーグ入会目標の2016年に向けたトップチーム指導体制の再構築のため、以下の決定を行いましたのでお知らせいたします。

【トップチーム監督】 薩川 了洋   契約任期満了につき今季限りで退任

 11月18日(日)13:00 南長野運動公園で行われる 第14回JFL第34節 Y.S.C.C.戦 今季最終戦終了後、監督退任のセレモニーを行います。

【監督コメント】
 5年という年月はあっという間でした。長野という地でいかにサッカーを普及させ、クラブを上にあげさせるかにチャレンジし続けた5年間でした。長かったような、短かったような、いろんな想いがこみ上げてきます。
 ここで培った経験を活かし、自分も更に上を目指して頑張っていきたいと思います。自分が育てた選手達の今後が心配ですが、きっと選手達は更にやってくれると信じています。だって僕のきつい練習に耐えたのですから。
 最後にパルセイロが更に発展することを期待し、今後の薩川にも期待してください。5年間ありがとうございました。

【クラブコメント】
 薩川監督は、2008年バドゥ・ビエイラ監督率いるトップチームコーチとして、長野に来ていただきました。そしてコーチとして2年間、監督として3年間トップチームを牽引していただきました。悲願のJFL昇格や、JFL参戦1年目でリーグ戦2位という好成績を収めました。薩川監督はその個性から、選手のみならず、サポーター、スポンサー、メディア関係者から愛され、クラブの顔として絶大な人気を誇った事は、ここに記すまでもありません。
 一方、長野市では、市民の皆様の後押しによって、南長野のスタジアム改修が決定しました。クラブにとって、これからの3年間は、Jリーグ入会に向けた大切な準備期間となります。全国に40以上あるJクラブ・準加盟クラブの中で、どのような特長を持つクラブを創り、どのような経営を行うか、より具体的な行動を起こさなくてはなりません。
 クラブとしては、今が、将来のクラブと地域の発展に向けた、大きな転換期であると判断し、トップチームの監督交代という決断に至りました。
 薩川監督と過ごした5年間は、クラブにとってもNAGANOにとっても貴重な5年間でした。薩川監督が掲げるチームスローガンは常に、ピッチで闘う選手達が、90分間「走り切る」「全力を尽くす」という力強いメッセージでした。クラブは薩川監督がNAGANOに残した功績を讃えるとともに、クラブ創世記のレジェンドとして後世に伝えていきたいと思います。

 薩川監督が指揮を執る最後のゲームは11月18日(日)第14回JFL今季最終戦となります。今季残り2戦、まだ優勝の可能性は残されています。薩川監督の指揮の下、チームは全力で闘います。サポーターの皆様の熱い応援を、最後までよろしくお願いします。

                                    株式会社長野パルセイロ・アスレチッククラブ