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2017新体制発表会コメント(堀江代表取締役社長)
〇堀江三定 代表取締役社長大勢のみなさんに、ご出席いただきました。ありがとうございます。常日頃から、熱い、熱い、ご声援を厚く御礼申し上げます。
トップチームは昨年までJ3の3シーズン、昇格をつかむことができませんでした。その結果を反省し、今シーズンの新たなスタートを切ります。
最大のミッションは、J2昇格です。J3は、昇格を目指すチーム、昇格はできないが強化を図るチーム、U-23チームの三つの目的を持ったチームが戦う大変なリーグです。昇格枠は2になり、嬉しいことかもしれませんが、昇格を争うチームも同じ気持ちを持っています。そんな中を勝ち抜かねばなりません。
新たに浅野監督に指揮を取って頂きました。J3を知っている事、選手と良いコミュニケーションが取れる事に期待しています。選手も12人が新たに入団しました。それぞれが特徴があり良い形でかみ合えば、昨年以上の力を発揮してくれると信じています。J2昇格、それも優勝しての昇格をめざします。
レディースチームは、本田監督に5年目の指揮をとってもらいます。昨年は、なでしこ1部に昇格し、想像以上に選手が頑張ってくれました。みなさんの後押しもあり、観客動員もリーグ1位となる、すばらしい結果でした。今年は、マークされ、難しい戦いになるかと思います。今年も若い5人の選手が加入しましたが、監督がうまくコントロールして戦ってくれると思います。リーグ、カップ戦、皇后杯、すべてで3位以内の大きな目標をもっています。その内1つはタイトルを取ってほしいと思います。
今年のスローガンは「一体感」です。昇格、優勝という大きな目標に向け、昨年は何が足りなかったのかを考え、次のような「一体感」が必要だという結論になりました。
まずトップ・レディースの「チームの一体感」です。浅野、本田両監督は、選手とコミュニケーションを取り、一つの方向、目標に向かって一体感を持った試合をしてくれると考えています。
次に「トップ・レディース・アカデミーの一体感」です。強化育成部門部を整え、選手へのサポートはもとより、選手の育成や発掘にも関連した連携を図っていきます。
「クラブの一体感」も必要です。今年は組織改革と意識改革を図っていきます。特に今年からGM職を設置し美濃部氏に就任してもらいました。彼の志半ばでパルセイロを離れなければならなかったクラブに対する熱い思いを、フロントの立場でクラブをまとめてほしいと招聘しました。現場とフロントの一体感をつくっていきたいと考えます。
さらに「サポーター・スポンサー・ボランティアとの一体感」です。昨年は3回、みなさんとの対話をしました。今年はテーマを絞ったミーティングを、定期的に開きたいと考えています。パルセイロは発展途上のクラブです。スタッフは一生懸命やっていますが、期待にこたえられていない部分もあります。みなさんの力をお借りして、クラブを成長させる手助けをしていただきたい思います。また、今季は選手との触れ合い増やしていくつもりです。いいコンディションで試合をすることが一番ですが、できるだけ多く機会をつくります。
最後に「地域のみなさんとの一体感」です。長野Uスタジアムという、一体感を持てる、すばらしい環境をつくっていただいています。その一体感を地域の中に広げていきたい。クラブが地域に出ていき、貢献をし、多くのみなさんに、パルセイロの輪の中に入っていただけるようにしたいと思います。
今年のスローガン「一体感」の中には、多くの意味が込められています。パルセイロ支えていただく、すべてのみなさんで、一体感を持って、今シーズンを乗り切りたいと考えます。熱い声援、時には叱咤激励をいただければと思います。今シーズン一緒に戦ってください。