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2017/02/01

クラブからのお知らせ

2017新体制発表会コメント(浅野トップチーム監督・本田レディースチーム監督)

〇浅野哲也 トップチーム監督

 すばらしいクラブのトップチームで指揮を取ることになりました。みなさんと、この1年、一緒になって全力で戦う覚悟で長野にきました。

 今シーズンの目標は「J2昇格」だけです。当然2位ではなく、優勝をめざていきます。ただ昇格枠は2なので、、最低でも昇格枠に入ることが目標です。総勝ち点の約70%、勝ち点70を目標にします。ただ、選手たちとは、毎試合で勝ち点3を積み重ねるため努力をしていきます。そこを積み重ねることで勝ち点70につなげていきます。

 我々のスタイルは「良い守備から素早い攻撃を展開するアグレッシブなサッカー」。いい守備からという私のスタイルは選手たちに植え付けていきます。ボールを奪いに行く守備をし、できるだけ相手陣にいるプレー時間を多くします。前線の選手からしっかりボールを追う。そして、90分自分たちの思い通りにはいかないが、選手たちが自分で考え、流れを感じながら、勝ち点3に結び付けていくサッカーを展開したい。隙をつくらず、相手の隙をついていくことが重要になります。このチームで、一番最初に手掛けたのは、チームの一体感、同じ方向を向いていくこと。選手・スタッフだけではなく、みなさんと一体となって、目標に到達できるよう頑張っていきます。

 今まで以上の後押しが絶対に必要です。昨シーズンの最終戦で、相手チームの監督として、Uスタジアムに立ちました。オレンジのものすごいパワーを感じました。今年はそのパワーを背中から受けられます。これ以上の強い味方はありません。一緒に苦しみ、戦い、喜び、最後に笑顔で今シーズンを終わりたいと思っています。

 我々の闘う姿をスタジアムに見に来てください。今年1年間よろしくお願いします。 〇本田美登里 レディースチーム監督

 長野の監督となって5年目を迎えます。1年目よりも2年目、2年目よりも3年目と、期待をしていただいていることを感じます。惰性にならず、リーグ戦、カップ戦、皇后杯いずれもトップ3を目指します。

 昨年、勢いのままにリーグ3位という成績をとりました。中身があったかというと、クエスチョンな部分もあります。今シーズンは、底力を身につけて、みなさんをハラハラさせることなく、安定した試合運び、骨太なチームをつくりたいと思います。

 なでしこJAPANでも、高倉監督になって、個人の選手を強くしようとしています。我々も、線の細い選手、きゃしゃな選手、試合中倒れる選手、倒される選手が多い。体だけでなく、精神的にもサッカー力をつけていきたいです。皇后杯で負けた新潟は、決勝まで進んだ。もっと上を目指すべきだったことが反省です。
 
 サポーターとの間に、より強い信頼関係をつくりたいと思います。すべての試合で背中を押していただき、支持されるようになり、地方都市のチームとして、地域のすべてのみんさんと一緒に戦っていきたいです。昨年のリーグの表彰式で、敢闘賞を受賞した横山は、みなさんの力があったからと言いました。日本一の観客数をみなさんととも成し遂げました。チームが日本一になることもめざし、観客数の日本一も2年連続で達成したいです。

 今季は、クラブが日本一となるための土台として、スピード感、大きなスケールをもって、2歩目を歩みます。地域との一体感を持ち、パルセイロが地域に対して何ができるかというよりも、パルセイロ自身が地域の宝となるように頑張りたいと思います。

 すばらしい声援の元、一緒に戦いましょう。よろしくお願いします。